2017年11月18日

真澄携帯小説3042

次郎は言う。
「めっちゃ笑ってしまいますよね。ここ可笑しいですよね」
そう言って、フロントに電話をした。
フロントの人は不思議そうな感じであった。
結局、ドアを開けてソファーに座っただけでお金を払ったようなものである。 二人はホテルから出てきた。
そして近くの喫茶店に入る。
アイスコーヒーを飲みながら、次郎は言う。
「あんな部屋あるんですよね。思わず笑ってしまいましたよ」
「ねっ。でも何かドキドキしたなあ。もう少しあの部屋にいても良かったかも」 二人は部屋を思い出してクスクス笑ってしまうのであった。
続く
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2017年11月17日

真澄携帯小説3041話

部屋に入る。
部屋に入ると、ソファーに大きなベッド、そして、ガラス張りのお風呂、天井と側面が鏡になっていた。 正直、とりあえず二人でゆっくりしたいということで入ったが、この雰囲気はそういうムードそのものだった。
正直、どこに目を向けていいかわからなかった。
この雰囲気がお互いの罪悪感を大きくした。
もしかしたらそうなってしまうかもしれない、そう思ってはお互いにいたけれど、ここまでの感じだと本当にそうなってしまっていいのか、葛藤がおきるのであった。
続く
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2017年11月16日

真澄携帯小説3040話

二人が向かったのは、繁華街から少し入った所にあるホテルだった。
ホテルは入り口に植え込みがあり、入っていく所を他人に見られないような造りになっていた。
もちろん二人は他人に見られたくない。
入り口に立つ。
ガシャーンという大きな音をたてて自動ドアが開く。
空いている部屋のパネルが光るシステムになっていた。
ほとんどの部屋はうまっており、空いている部屋は二つだった。
洋室か和室っぽいのか。 迷わず洋室っぽいのを選択する。
ボタンを押すと、廊下に矢印が点灯し部屋を案内してくれるのだった。
続く
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2017年11月15日

真澄携帯小説3039

次郎は彩月とまた前の公園に行くことにした。
手を繋いで公園までいく。
そこで二人で会話をするわけでもなく、お互いの目を見てよりそう。
次郎は彩月に言う。
「二人きりになれる場所に行く?」
そこで彩月は少し間を置いて
「うん」
と答えた。
彩月も今日は何かあるかもしれないと覚悟をしていたようである、ただ一歩を踏み出すのにためらいがあったのだ。
次郎と彩月は二人きりになれる場所に向かうのであった。
続く
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2017年11月14日

真澄携帯小説3038

待ち合わせは前のカフェだった。
人がほとんどいないので安心して会えるというのがあった。
次郎が先についている。 彩月が到着する。
「今日のワンピースすごく似合ってるね」
おもわず次郎は口に出してしまった。
それぐらい似合っていたのだ。
前にあった時よりいい、お互いにそれを感じた。
彩月の薬指には既に指輪はなかった。
続く
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2017年11月13日

真澄携帯小説3037話

彩月は今の生活に満足していた。
旦那さんは優しい。
なんの問題もない。
ただ頭にこの前の記憶が残っていた。
この前のことを忘れよう、忘れようとした。
そうすればそうするほど頭から離れなかった。
何度も携帯を見る。
そしてかけてはいけないと制御していた。
携帯を見る。
押してしまった。
つながった。
次郎だった。
繋がった瞬間から、前の続きである。
しゃべると会いたくなるのである。
二人はあうことにした。 彩月はリビングから飛び出し、次郎のもとに向かうのであった。
続く
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2017年11月12日

真澄携帯小説3036話

友達でない二人、これからどういう関係でいたらいいのだろう。
次郎は彩月を駅まで送った。
また次いつ会えるかもしれない、そんな寂しさをかかえ手を振るのであった。 彩月も同じ思いだった。 これが最後になるのだろうか。
何ども振り返り、彩月は手を振るのであった。

あの出来事は夢だったんだろうか、そんな思いになるほど平坦な日々を彩月はすごしていた。
結婚して引っ越したリビングが大きなマンションのソファーに座りながら思いにふけるのであった。
続く
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真澄携帯小説3035話

キスはほんの数秒だった。
同じように時間が流れている。
考えてみれば、朝の忙しい時も、夕方のぼーとしている時間も同じ10分である。
しかしその体感は全然違う。
日々のルーティンでしなければいけない10分と、空白の10分では感じ方が違うのだ。
決まった数秒という中では、二人のキスはあまりに内容の濃い時間であった。 友達はキスをしない。
二人はもう友達ではないのである。
続く
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2017年11月11日

真澄携帯小説3034話

彩月がトイレに行く。 帰ってきて、モヒートのグラスを持つ。
その薬指には指輪がなかった。
昼に公園でベンチで座っていた時とは考えられないぐらい距離は縮まっていた。
彩月と次郎は手を握る。 しっかり指と指とが絡まるように手を握る。
もう友達の距離ではないのた確かである。
彩月の電話が鳴った。
二人の魔法がとける合図であった。
次郎はマスターに会計をお願いする。
バーの外に出る。
次郎は彩月をぐっと引き寄せキスをした。
彩月はそれを受け入れた。
続く
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2017年11月10日

真澄携帯小説3033話

次郎と彩月はお互いにおいのことを聞かなかった。
ハッキリと聞くと二人の関係が終わってしまうことをお互いにわかっていた。 お茶をして、公園にいてるまでは自分の気持ちをセーブしていた。
ワインを飲み、次郎は気持ちをセーブすることができなくなった。
「もう一軒行こう」
イタリアンバルを後にしてバーに行くことにした。 カウンターで横並びに座る。
二人の距離は縮まっていた。
次郎が彩月の太ももに手を置く。
彩月はそれを払うことはなかった。
続く
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