2015年07月31日

真澄携帯小説2201話

能登島というの当たり前なのだが四方を海で囲まれていた。
車は七尾西湾を右手に見ながら橋を渡る。
さっきの橋よりは短いが橋から見る海の景色は最高だった。
地中海には行ったことはないけど行ったらこんな感じなんだろうなと想像した。
橋を渡ったあとは巨大な能登半島の先まで行きたいのだが、手前の上がっていくコースと、大きく外の海岸線を行くコースに別れた。
よしひろは外側のコースを選択した。
どうしても輪島に行きたかったからだ。
続く
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2015年07月30日

真澄携帯小説2200話

よしひろは、ゆり子に言った。
「水族館に行かない?能登島に水族館があるんだよ」 ゆり子は一瞬ためらった。
彼との最後のデートが水族館だったのだ。
何か乗り気になれなかった。
それは彼のことを思い出してしまうからか。
いや、よしひろとの楽しい旅も終わってしまうような気がするからか。
自分でも自分の感情がわからなかった。
「サメとか怖いからやめとく」
「水槽に入ってるから大丈夫だよ。でもせっかくだからドライブ続けようか」
とっさに空気を感じ取れる、よしひろのことが、ゆり子は気になりだしていた。
続く
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2015年07月29日

真澄携帯小説2199話

和倉から大きな橋をわたる。
長い大きな橋を渡っていると海の上を走っているかのような錯覚を覚えた。
「わあ、綺麗」
思わず、ゆり子は声を出す。
よしひろはちょっとしたどや顔である。
その大きな橋を渡ると大きな島に着いた。
「ここは能登島っていうんだよ。二本の大きな橋で能登半島につながってるんだよ。そういって地図を見せてくれた」
車にナビはなく、使い込んだ地図を見せてくれた。 ゆり子は能登島を地図で確認して自分がいる場所を納得するのであった。
続く
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2015年07月28日

真澄携帯小説2198話

ゆり子の泊まっているホテルに、よしひろが迎えにきた。
助手席にゆり子が乗り込む。
「はい」
渡されたのはミルクティだった。
あらかじめ自動販売機で買っといてくれたのだ。
何で私がミルクティが好きなのを知ってるのだろう。
昨日私がカフェでミルクティを飲んでいたのを覚えていてくれたのだろうか。 よしひろは車を走らせた。
シートベルトをしていた。
ゆり子もシートベルトをする。
そんな丁寧な、よしひろにゆり子はかなり好印象であった。
続く
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2015年07月27日

真澄携帯小説2197話

よしひろとゆり子の話は盛り上がる。
盛り上った中にも、よしひろは、なぜ、ゆり子が旅に出ているのか、その理由は聞いてこなかった。
たわいもない話で盛り上った。
「明日ドライブに行かない?明日仕事休みなんだ」
「行ってみたい」
「何処か行きたい所ある?」
「半島の先の方にいってみたいかな」
「いいよ。めっちゃ海岸線の道きれいだから」
明日二人でドライブに行くことになった。
続く
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2015年07月26日

真澄携帯小説2196話

男性が連れていってくれた店は凄くオシャレな感じの喫茶店だった。
マスターがまだ若い。
男性に聞いた所、マスターは東京の大学に行って東京で働いていたのだが、訳あって親の喫茶店を次ぐことになり、自分風に改装したみたいだ。
それが凄く地元の若者にうけて、今では幅広い層のお客さんに愛され、名物のチーズケーキはガイドブックに紹介され、今では観光客もくる人気店になっていた。
東京では考えられないぐらいソファー席を独占し、介抱された彼と話す。
「名前を言ってなかったね、よしひろっていうんだ、よしって呼んでね」
「私はゆり子といいます」 「じゃあゆりって呼ぶね」 続く
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2015年07月25日

真澄携帯小説2195話

ゆり子は一時的な貧血で水を飲みだいぶ回復した。 ゆり子は水を買ってくれた男性にお礼をいう。
「だいぶ楽になったみたいやね。ちゃんと家まで帰れる?」
そこで間ができた。
ゆり子は間を打ち消すように言った。
「あてもなく旅行してまして」
「何それ、ちょっと面白そうやね、良かったらおごるからお茶しない、いい喫茶店あるねん」
「いいんですか」
ゆり子は介抱をしてくれた男性とお茶をすることになった。
続く
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2015年07月24日

真澄携帯小説2194話

和倉温泉に到着する。
温泉街があり物凄く落ち着く場所だった。
ゆり子は目的は能登半島に行くことである。
ここからは車で行くしかない、レンタカー屋さんを探すことにした。
探しているうちに、ふっと気が遠くなる感じがした。
貧血で倒れこんでしまった。
「大丈夫ですか?」
「はい」
ゆり子は何とか返事をする。
声をかけてくれた男性は自動販売機で水を買い、タオルを濡らし、ゆり子のおでこにのせてくれた、そしてペットボトルの水をゆり子に飲ませてくれた。
続く
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2015年07月23日

真澄携帯小説2193話

ゆり子は駅に行き、時刻表に乗っているマップを見る。
ゆり子は昔に時刻表の見方を覚えたことがあった。 地図に書かれた路線番号で時刻を調べていくのだ。 能登半島と一概に言ってもかなり大きなことに気がついた。
半島の先のほうは電車が通っていないのだ。
電車は和倉温泉まで通っていた。
ゆり子はとりあえず、電車が通っている終着駅の和倉温泉駅まで行くことにした。
続く
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2015年07月22日

真澄携帯小説2192話

バーのマスターもあれっという感じを受けたのだろう。
急に会話を切り替えた。 「能登半島って行かれました、行ってないならおすすめですよ。本当に海が綺麗ですからね」
「そうなんですね。行ってみようかな」
その会話あたりから店が忙しくなってきた。
ゆり子はほろ酔いのいい気持ちになりホテルに帰る。
明日、能登半島の方に行ってみようかな。
あても期間も決まってない旅、少しは目標が見えた気がした。
続く
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2015年07月21日

真澄携帯小説2191話

店は創作料理の店だった。
カウンターがあり、奥にテーブル席が二つあった。 ゆり子はカウンターに座ることにした。
ゆり子は、日本酒を注文する。
何品か注文した。
つきだしを食べた瞬間にここのお店が美味しいのは確定した。
カウンターのマスターが話しかけてくれた。
「旅行ですか」
「はい」
「いつまでですか?」
「うーん」
普通に流れる会話がそこでとまった。
続く
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2015年07月20日

真澄携帯小説2190話

ビジネスホテルを探すとすぐに見つけることができた。
出張で来られるサラリーマンが多いのだろう。
結構な数のビジネスホテルがあった。
ゆり子は竪町に飲みに行くことにした。
なかなか女性一人では入りにくい部分があったが、一人のビジネスホテルの部屋で飲むのは嫌だった。
竪町をブラブラと歩く。 美味しそうなお店が沢山ある。
その中で入りやすそうな店を見つけた。
ゆり子は店の中に入る。 続く
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2015年07月19日

真澄携帯小説2189話

兼六園を出て金沢城へ向かう。
金沢城の天守閣に向かう。
天守閣から街を見渡す。 天守閣からは街を一望することができた。
前田利家がこの天守閣から同じように眺めていたのかと思うと歴史を感じずにはいられなかった。
ゆり子はこの金沢に住む場所を見つけようかという気持ちになった。
ゆり子は金沢城をあとにし今日泊まるホテルを探すことにした。
続く
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2015年07月18日

真澄携帯小説2188話

ゆり子はこんな本格的な庭園を見るのは初めてであった。
庭は手入れされ、ゴミ一つおちていない。
コケがついている石があるがそれも計算されているのが感じられた。
一つ一つの木が大きい。 樹齢500年の木もある。 戦国時代の人も同じようにこの木を眺めたと思うと感慨深いものがあった。
お茶屋さんがあったのでソフトクリームを食べる。 食べていて思った、一人でも以外にいけるんだと。 ゆり子は兼六園を満喫した。
続く
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2015年07月17日

真澄携帯小説2187話

金沢の街を歩いている。 駅前に観光案内のマップが出ている。
金沢城があり、その周辺に美術館などもある。
そして兼六園がある。
ゆり子はとりあえず兼六園に向かうことにした。
せっかくなので歩いて行こう、ゆり子は荷物をコインロッカーにいれ歩いて兼六園に行くことにした。
街並みは落ち着いた感じで、ゆり子はウキウキしてきた。
1時間もかからないうちに兼六園に到着した。
入り口で入園券を書い兼六園に入る。
見たこともない大きな松があった。
その大きさを誰かに言いたかったが言う人がいない。
携帯のカメラで松をバックに自分撮りをした。
続く
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2015年07月16日

真澄携帯小説2186話

ゆり子は電車に揺られる。
電車から見える海がとても綺麗だった。
とにかく電車にのり続けた。
まったくあてがない、自分の気持ち一つの旅である。
どれぐらい乗っただろうか。
海の景色が山の中をぬける景色になり、しだいに街になってきた。
電車のアナウンスが流れる。
「金沢、金沢」
金沢に到着した。
ゆり子は金沢で降りることにした。
ゆり子は金沢の街を探索することにした。
続く
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2015年07月15日

真澄携帯小説2185話

ホテルの部屋にいると寂しさが込み上げてきた。
彼氏と行った旅行はあれだけ楽しかったのに一人の旅は寂しさだけが込み上げてくる。
ゆり子は同じフロアにある自動販売機で缶チューハイを買って部屋で飲んだ。 移動で疲れていたのだろう、気がつけば朝になっていた。
ゆり子はシャワーに入り化粧をする。
魚津の駅に向かう。
来た道を帰るのかさらに進むのか。
ゆり子に引き返すという選択肢はなかった。
さらに南下することにした。
続く
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2015年07月14日

真澄携帯小説2184話

ゆり子はシングルベットと小さい机と小さい冷蔵庫、テレビ、ユニットバスがあるだけの部屋でベッドに座る。
もう帰る場所はないんだなと。
部屋にいると寂しさが込み上げてきた。
携帯電話にある、彼の番号に思わず目がいく。
かけてしまうと何のためにここに来たのかわからなくなる。
寂しいだけでかけるようなバカなことはしたくない。
テレビをつけてみる。
東京とは違うチャンネル、そして初めてみるCMを見ると遠くまで来たんだなと実感した。
続く
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2015年07月13日

真澄携帯小説2183話

ゆり子はビジネスホテルのフロントに行く。
「今日泊まれる部屋はありますか?」
「喫煙ですか?禁煙ですか?」
どうやら泊まれる部屋はあるみたいだ。
恐ろしく段取りのいい店員さんだった。
そのシステムちっくな感じが、ゆり子にはちょうどよかった。
女の一人旅、何かいろいろあったのかな、そういう目で見られたくなかったからだ。
ゆり子は禁煙の部屋を選び部屋に入った。
続く
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2015年07月12日

真澄携帯小説2182話

朝に出て越後湯沢に着いたのが昼前であった。
そこから在来線に乗りどれだけ走っただろうか。
日差しが落ち夕方を迎えようとしていた。
夜になるまでに今日泊まる宿を見つけないといけなかった。
ゆり子が降りた駅は魚津という駅だった。
駅に降りて自分が乗ってきたルートを見てみる。
越後湯沢から日本海を出て南下してきたことになる。
ゆり子は魚津街で今日泊まる宿を探すことにした。 ゆり子は駅から眺めるとすぐの所にビジネスホテルを発見した。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする