2015年11月10日

真澄携帯小説2304話

楽屋案内表には、テレビで見る名前が沢山書かれていた。
その豪華さに驚いた。
このテレビ局の中にその人達がいると考えたら、興奮した。
このテレビ局の中にその人達の名前がなかったらどこにあるんだという感じだが、実感が湧かなかった。 打ち合わせスペースがある五階に上がるためにエレベーターに乗る。
そのエレベーターの大きさにまた驚くのであった。 続く
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2015年11月09日

真澄携帯小説2303話

受付に行く。
まず受付のお姉さんの綺麗なことに驚いた。
そんな綺麗なお姉さんが二人並んでいる。
近松は受付のお姉さんに申告する。
「今日ドラマの打ち合わせで来た近松と言います」
お姉さんは手元にある申請用紙を確認する。
「はい、聞いてます」
そう言って入館証を渡してくれた。
近松は警備員さんに入館証を見せテレビ局の中に入った。
まず目にしたのは出演者の楽屋案内表であった。 続く
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2015年11月08日

真澄携帯小説2302話

それから暫くして、テレビ局のドラマ担当のスタッフから近松に連絡があった。
今度一度お話がしたいということだった。
近松は指定された日にテレビ局に行くことになった。
近松はテレビ局に入るのが初めてだった。
前まで行くとテレビで見たことがある建物で感動した。
このテレビ局から全国に放送される。
ドキドキとワクワクでテレビ局に入っていく。
続く
posted by サバンナ八木 at 16:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

真澄携帯小説2301話

近松の作品を見たパラダイス事務所の方が、テレビ局のドラマ担当の人に話をしてくれた。
「この前うちの事務所の子が映画撮ったんですけど、その時に音楽を担当してくれた作曲家が凄く良かったんですよ。またうちの事務所のタレントがドラマの主演する時に使ってみたらどうですか?」
「そんないい音楽をつくるんだね。とりあえず映画を見てみるよ」
テレビ局のドラマ担当のスタッフが近松の音楽を聞いてくれることになった。 続く
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2015年11月06日

真澄携帯小説2300話

曲を作り上げ、映画の制作スタッフに素材を渡す。
監督のもとに素材が渡る。
スタッフから連絡が入る。
監督からばっちりオッケイが出たという連絡だった。
近松は一気に体の力が抜けるような気分だった。
期限までに納品しないといけない重圧。
その重圧から解放された。
ボート近くの公園を散歩する。
歩いている人を見て気づく。
ダウンジャケットを着てるのは自分だけだった。
家の中にずっといたので季節が変わったのに気づかなかったのだ。
完全に春は来て桜は散った後だった。
続く
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2015年11月05日

真澄携帯小説2299話

一日部屋の中で作曲をする。
人とも話さない。
今が昼なのか、夜なのかという感覚もなくなってくる。
食事はカップラーメンか、レトルトカレーを温めてパックのご飯にかけて食べるのか、ほぼどっちかである。
煮詰まっては、思い付き、また煮詰まっては思い付きでとうとうあと二曲という所まできた。
ゴールが見えると、力が湧きなぜが思い付きやすくなるから不思議である。
そしてついに20曲を作りあげたのである。
続く
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2015年11月04日

真澄携帯小説2298話

締め切りがある中で創作していくのがこれほど苦しいとは思わなかった。
今までは自分のペースで創作をしてきた。
締め切りがあると自分のペースというわけにはいかない。
できないというのは通じない。
一日まったく思い付かないと背中に冷たいものが走る感覚があった。
作曲をプロとしてやっていくのがどれだけ大変か、初めてその感覚を味わったのである。
続く
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2015年11月03日

真澄携帯小説2297話

20曲、それは気が遠くなる作業であった。
今まで自分がやってきた物を全てぶつける気持ちで作曲した。
12曲ほどば自分でも以外に早く作ることができた。 しかし地獄はそこからであった。
自分が今までやってきたかとはだいたい12曲の中でおさまることに気づいた。 そこからは完全に未知の領域であった。
自分でもイメージしたことがない曲をつくりあげなければならなかった。
続く
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2015年11月02日

真澄携帯小説2296話

近松にとって大チャンスがやってきた。
近松は自分の将来を決める勝負だと思った。
映画の全てのサントラを任されたのである。
20曲をつくらないといけない。
監督から台本を渡され、細かなイメージを伝えられる。
恋が燃え上がるシーン、戦闘シーン、移動シーン。 そんな場面に合わせて20曲を作曲することになった。
続く
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2015年11月01日

真澄携帯小説2295話

ドラマ音楽を手伝うことにより、知り合いが増えてきた。
その中でもパラダイス事務所の方と知り合いになれたのが大きかった。
パラダイス事務所はテレビ業界の中でも大きな力を持っていた。
毎クールパラダイス事務所の誰かがドラマの主演をしていた。
そこで近松が28歳を迎えた時に大チャンスがやってくる。
パラダイス事務所の人気グループ、サクセスのメンバーの香川主演の映画の音楽を任されることになったのである。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする