2016年02月09日

真澄携帯小説2395話

「未来はどうなるんですかね?」
安川は井上さんに聞く。 「それは誰もわからないね。ただ歴史は繰り返すというのがあるね。戦国時代に小さな国が乱立していた。それが徐々に吸収されたり合併されたりして、大きな国になっていく。そうして最終的に統一される。情報化が進むと実力が均衡する。そうなると最後は資金力になる。吸収、合併をしていき資金力がある所が生き残っている。それは現代の銀行をみてもそうだね。それが世界という枠組みでおこるように思うね」
安川はわかったようでわからない感覚だった。
続く
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2016年02月08日

真澄携帯小説2394話

安川はまた別の想像をする。
「昔は電灯とかなかったですもんね。夜になると真っ暗だったんでしょうね。ただその分、星が綺麗だったんでしょうね」
「だから星座が生まれたんだろうね。こんなけ街が明るいとなかなか星が見れないもんね。一等星は見えても小さい星や暗い星は見えないもんね。本当に暗い場所でしかも草原や海のように周りが抜けてないとあんな星座を考えつかないと思うよ。獅子座が獅子に見えないというのは現代の感覚で昔は本当にそう見えたんだろうね」
また井上さんに会話をとられるのであった。
続く
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2016年02月07日

真澄携帯小説2393話

井上さんはの安川の話にのってきた。
「海水が綺麗だから、魚を食べても美味しかったんだろうね。また魚も綺麗な海の海藻を食べたりしていたから、内蔵の部分もまったく臭みがないんだろうね。貝も美味しかったんだろうね。焼くのも、薪で焼いていたんだもんね。調味料とかも素材がうまいからいらないんだろうね。そして白身の良質なタンパク質を吸収する。ますます体が仕上がっていくんだろうね」
安川の想像が、井上さんに完全に乗っ取られてしまった。
続く
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2016年02月06日

真澄携帯小説2392話

井上さんの話を聞いて安川はなるほどと感心する。 井上さんが安川に提案する。
「いろんなことを想像してみると楽しいよ」
安川は想像にチャレンジする。
「昔の海は綺麗だったんでしょうね。工場とかないですもんね。東京湾でも透明度30メートルとかあったんでしょうね。ただ水中メガネがなかったからせっかく綺麗な海を潜っても塩で目がしみて魚とか見れなかったんでしょうね」
続く
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2016年02月05日

真澄携帯小説2391話

「靴も今のように靴底にエアーが入ってないもんね。足袋や、わらじや下駄だもんね。それで歩いていたんだもんね。冬でもわらじだもんね。それで荷物を持って山を越える。大名やお姫様を籠に乗せて、担いでいた人は物凄い体力だったんだろうね。今のどんなアスリートも同じことはできないだろうね。筋力だけを単純に比べたら現代のほうが上だろうけど、担いで移動するといったことは昔の人のほうが上だっただろうね。一流マラソンランナーもわらじをはいたら思ったタイムはでないだろうね」
続く
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2016年02月04日

真澄携帯小説2390話

「昔は今ほど甘いものや油ものがなかっただろうしね。ごはんと、野菜と、豆腐といった感じのメニューだったんだろうね。みんなパキパキに仕上がっていたんだろうね。峠にある団子屋さん、そこで食べる団子はビックリするぐらい美味しかったんだろうね。山を越えてヘトヘトになっている。そこで甘い団子とお茶は体に染み込んでいっただろうね。それまで、湧き水があるぐらいだろうからね。スポーツドリンクとかないからね。山越えの団子、現代のプールサイドのカップラーメンをはるかに凌駕しているんだろうね」
続く
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2016年02月03日

真澄携帯小説2389話

「今の運動レベルでいうと全てがトレーニングだもんね。ボクサーがトレーニングのために、ハンマーでタイヤを叩いたりするんだ。それを日常的に行っていたわけだもんね。普通に毎日薪を割っていたんだもんね。今日は休みとかないもんね。生活そのものなんでオフがないもんね。お風呂の水を汲む、お風呂を一杯にするには何回も何回も汲まないといけないもんね。水を汲むって全身運動だよね。今のウエイトトレーニングのように、大胸筋だけとか部分で鍛えてないもんね。しかも回数が物凄いもんね。そう考えると物凄い使える体をされていたんだろうね」
続く
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2016年02月02日

真澄携帯小説2388話

「キャンプに行くよね。家にいればコンセントはあるし、コンロをひねれば火が着く。なのにわざわざ山や川にでかけるよね。そして必死に火をおこす。ある意味不便を楽しみに行ってるんだよね。考えてみれば昔の人って、洗濯するにも物凄く大変だったんだろね。洗濯板でごしごし洗う。オムツとか物凄い数だもんね。お風呂も何回も水をくんで薪を拾って割って炊くわけだもんね。ただ充実感は物凄くあっただろうね」
続く
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2016年02月01日

真澄携帯小説2387話

「現代は便利になりすぎたかな」
井上が続けて意味ありげな一言をはなつ。
「どういうことですか?」 安川は聞く。
聞くというか、聞くしかない状況である。
井上さんのポツリ一言のあと、まったく何も聞き返さないと沈黙ができる。
安川が聞き返すとニヤリとして井上さんは語りだした。
井上さんは、おしゃべりであった。
現代は便利になりすぎた、その本質を語りだした。 続く
posted by サバンナ八木 at 09:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする