2016年08月31日

真澄携帯小説2598話

部屋でお茶を飲み、少しゆっくりしてから露天風呂に行くことにした。
朱色の手すりの橋を渡り、湖の上に浮かぶ露天風呂に入る。
湖の中にいてるかのような気持ちになる。
ゆっくり温泉に入り、夕食である。
料理は全て美味しかった。
得に別で頼んだヒラメの姿造りは別格の味だった。 館内の中を散策しホテルを満喫した。
湖を横にして静かな夜をすごし、朝は湖が少しづつ青白くなっていくのがとても幻想的だった。
朝食を頂き、ホテルを後にするのであった。
続く
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2016年08月30日

真澄携帯小説2597話

チェックインの時間になり部屋に入る。
部屋に入るとそこには湖が広がっていた。
部屋は角部屋であった。 窓が大きく、角を挟んでガラスなので、自分達は湖の上にいてるような感じをうけた。
海沿いの旅館に泊まったことはあるがまたそれとは違った感動があった。
波がなく穏やかで音がしないのである。
この角部屋にユリも大喜びである。
写真を何枚も撮ってはみたがこの景色は心に残すしかないのだろう、それぐらいの絶景であった。
続く
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2016年08月29日

真澄携帯小説2596話

その露天風呂に入れるということでワクワクした。 ホテルはかなり大きかった。
チェックインまで少し時間があったのでティーラウンジで珈琲を飲むことにした。
この時間が至福の時間と言える。
館内のマップを確認する。
湖に浮かぶ露天風呂とは別にも館内に温泉がある。 温泉は源泉かけ流しである。
館内には売店やカラオケ施設もあり一泊では遊びきれないのではないかと、安川とユリはワクワクするのであった。
続く
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2016年08月27日

真澄携帯小説2595話

車を東郷湖に走らせる。 はわい温泉は東郷湖の中にあった。
湖の中から温泉が湧いたということなんだろう。
湖に木の橋がかけられている。
手すりが赤色できれいな橋である。
その橋を進むと温泉があった。
もちろん露天風呂である。
湖の中に温泉があるのである。
そこの露天風呂に泊まれるホテルに泊まることにした。
続く
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2016年08月26日

真澄携帯小説2594話

鳥取に羽合町という町があった。
ハワイ州ハワイ郡と町名が同じことから姉妹都市になっていた。
そのため日本のハワイと呼ばれることがあった。
現在は合併があり湯梨浜町となっている。
東郷湖畔の羽合温泉が有名である。
安川は鳥取にハワイがあるというのを聞いたことがあった。
それがここなのかと思うとすごくテンションがあがった。
ハワイ海水浴場はシーズンオフでほとんど人がいなかった。
羽合温泉のほうに向かうことにした。
続く
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2016年08月25日

真澄携帯小説2593話

海水浴場が見えてきた。 そこで安川は信じられない案内板を目にする。
案内板には「ハワイ海水浴場」と書かれている。
安川は飛行機に乗った覚えがない。
ずっと車で走ってきたのだ。
途中、長い橋を渡ってきたがまさかハワイまで行けるわけがない。
安川はそこでようやくわかった。
羽合温泉で有名な羽合に来たんだと。
続く
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2016年08月24日

真澄携帯小説2592話

湖山池を後にして海沿いの道を走る。
車を南に走らせる。
右には日本海が広がる。 ドライブには最高の道である。
音楽を聞きたくなってきた。
石川さゆりさんの能登半島をかける。
夏から秋にかけての能登半島。
能登半島よりは南だが同じ日本海である。
雰囲気たっぷりである。 道もすいていた。
たまに地元の軽トラックとすれ違うぐらいだった。 地元の軽トラックは地元の道に慣れているのだろう。
細く曲がった道もすいすい走っていった。
続く
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2016年08月23日

真澄携帯小説2591話

湖山池を眺めていると、地元の人らしき人が声をかけてくれた。
「数年前、アザラシがここに来たんだよ」
一瞬、笑いを取るためのボケかなと思う。
でも顔を見ると真顔である。
本当の話か。
「アザラシがここに来たんですか?」
「来たんだね。今までそんなことなかったんだけどね。ここ地元だけで親からも、祖父からも聞いたことなかったね。偶然迷いこんできたんだろね」
「すごいですね。見たかったなあ」
そのアザラシは物凄い冒険をしたんだろうと安川は想像するのだった。
続く
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2016年08月22日

真澄携帯小説2590話

大きな池、それは湖山池という汽水湖だった。
池と付く湖沼の中では日本で一番大きいらしい。
汽水湖というのは海水と淡水が入り交じっている湖のことをいうらしい。
もともと湾だったのが堆積により海と分離されてできたそうだ。
車を停めて湖山池を眺める。
ものすごく穏やかである。
水面が鏡のようである。 鏡がない時代、自分の顔をみるというのはかなり珍しかったんでしょうね。
水面で自分の顔を確認していたんでしょうね。
続く
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2016年08月21日

真澄携帯小説2589

鳥取砂丘を後にする。
後にするのはいいが、次に何処に行くか決まっていない。
目的地も期間も決めていない旅である。
旅というより日常といった方がいいだろうか。
車を南に走らせる。
決めていない時は南である。
やっぱり暖かい方がいいというのが根底にある。
車を南に走らせた。
橋を渡ると鳥取空港が見えてきた。
そして大きな湖のようなものが見えてきた。
湖山池と書いてある。
とんでもない大きな池が見えてきた。
続く
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2016年08月20日

真澄携帯小説2588

鳥取砂丘を見ているとラクダにのった旅人のことを考えてしまうのであった。 一日で砂漠を越えることができればいいが、泊まることになるとさらに大変だったろうと想像できる。
テントみたいなものをはったのだろうか。
ラクダはどっちにしても外である。
温度差も凄そうだ。
昼間猛烈に暑かったのが夜は極寒になる。
そんな過酷な状況でなぜ旅をしたかったのだろうか。
それはシルクロードのように貿易という部分が大きかったんだろうな。
安川は想像して話す。
それをユリは聞くのだった。
続く
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2016年08月19日

真澄携帯小説2587

鳥取砂丘に到着する。
砂丘、見渡す限り砂である。
よく映画などで砂丘で水がなくなり、幻の水溜まりを見るシーンがある。
あの気持ちがなんとなくわかった。
もしここで水がなくなったらどうしていいかわからなくなる。
そして旅をしていて方角がわからなくなるのがわかる。
目印になるものがないのだ。
砂の盛り上がりを目印にしても風で砂の地形が変わってしまう。
太陽の位置や星を頼りに移動したんでしょうね。
そして何よりラクダが頼りだったんでしょうね。
続く
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2016年08月18日

真澄携帯小説2586

湯村温泉を堪能して、鳥取に向かうことにした。
安川は鳥取には一度だけ行ったことがある。
ただ幼稚園か小学生の時でほとんど記憶がない。
ただ家族写真に、しっかりとラクダにのっている写真が残っている。
あの家族写真を撮った鳥取砂丘に行ってみたいのだ。
よく親が鳥取は遠かったと何度も言っている。
行ってから30年ぐらい親はそのセリフを言っていた。
安川とユリは鳥取に車を走らせた。
続く
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2016年08月17日

真澄携帯小説2585

湯村温泉は岸田川の支流、春来川のほとりにあった。
この川のほとりというのが何とも言えない情緒があった。
旅館も川を見れる旅館にした。
旅館の客室は和室とベランダにテーブルを挟み二つの椅子が置かれていた。
ポットのお湯でお茶をいれ、城崎温泉で買ってきただんじり太鼓をいただく。 ほんのりとした甘さとお茶が絶妙にあう。
この和室のベランダにあるテーブルが安川は大好きであった。
続く
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2016年08月16日

真澄携帯小説2584

観光客のおばさんは、さらに教えてくれた。
「夢千代さんと写真とったのかさ?」
「えっまだです」
「湯村温泉に来たなら夢千代さんと写真撮らないと、何しに来たかわからないよ」
おばさんは夢千代像の場所を教えてくれた。
夢千代像とはNHKで放送された夢千代日記の主人公である夢千代を演じられた吉永小百合さんをモデルにした像である。
湯村温泉の観光スポットになっていて沢山の観光客が記念撮影をされていた。 続く
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2016年08月15日

真澄携帯小説2583

湯村温泉の湯は弱アルカリの湯である。
口に含むと少しだけトロミがある。
安川は温泉の湯を飲んでみる。
においも味もあまり感じないがトロミがある。
地元の人らしき人が安川に説明してくれた。
「ここのお湯は重曹が入っとるんよ。野菜を入れたらアクがとれて美味しくなるんよ。木綿豆腐も入れると絹のようになるんよ。荒湯豆腐といって名物なんよ」 「地元にこんな素敵な湯があるっていいですよね」 「ワタシここに旅行で来とるんよ」
安川とユリは思わずコケそうになった。
お湯にめっちゃ詳しい地元の人だった。
続く
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2016年08月14日

真澄携帯小説2582

湯村温泉の荒湯は98℃の高温の湯で毎分470リットルの湯を湧出しているそうだ。
湯村温泉は848年、今から1150年以上前に慈覚大師によって発見されたそうだ。 考えて見れば平安時代である。
その時代に温泉というのはあまりにありがたかっただろうと思う。
特に冬の寒さの厳しい時に暖かいお湯に入れる、しかも荒湯で玉子や野菜を茹でたりできる。
発見されたことにより生活が一気に豊かになったのだろう。
そんな荒湯に歴史を感じずにはいられなかった。
続く
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2016年08月13日

真澄携帯小説2581

湯村温泉は城崎から向かうともうすぐ鳥取という場所にあった。
兵庫県北西部にあった。 考えてみると兵庫県って大きいなと感じる。
尼崎も兵庫県、神戸も兵庫県、淡路島も兵庫県、有馬温泉も兵庫県、城崎も兵庫県、そして湯村温泉も兵庫県である。
車で旅をしてみて兵庫県の大きさを改めて感じる。 湯村温泉を散策する。
その中心には荒湯と呼ばれる元湯があった。
湯気が荒湯から立っていた。
続く
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2016年08月12日

真澄携帯小説2580

出石にきて、蕎麦から陶器に興味がでるとは安川は自分でも驚きである。
出石焼きで食べる出石蕎麦は最高であった。
満喫することができた。 ちょっと立ち寄るつもりがしっかり満喫してしまった。
安川とユリは出石を後にして湯村温泉に向かうことにした。
城崎温泉からの湯村温泉のコース、なんとも贅沢である。
出石蕎麦の美味しかった余韻に浸りながら湯村温泉に車を走らせた。
続く
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2016年08月11日

真澄携帯小説2579

出石焼きというのは出石町一帯で焼かれる磁器である。
磁器(じき)というのは高温で焼かれて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器を一般的にさすそうだ。
出石焼は国内でも珍しい白磁を中心とした焼き物である。
白磁は透き通るような白さで浮き彫りや透かし彫りなどがほどこされることが多いようだ。
安川は陶器についてまったく考えたこともなかったが、美しい出石焼きを見て陶器に物凄く興味が出てきた。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする