2017年03月26日

真澄携帯小説2804話

木を見つめる。
「何か丸いの動いたよ」
「ほんとう?」
「何かフワフワの丸いのが葉っぱに隠れたよ」
ユリはそう言う。
長い旅をしてきて、車で走っている時に、野生の動物を見つけるのが上手なのはユリだった。
イタチが道を素早く走るのを見つけたり、木の横でじっとしているタヌキを見つけたり、暗闇で目だけが光る鹿を見つけたこともあった。
そんなユリが言うので信頼性があった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする