2017年07月09日

真澄携帯小説2909話

さちこさんはそんな安川の視線なんかおかまいなしに
「そこに並んでるの私が書いたの、良かったら読んでみて」
書斎に並んでいる本に目をやると背表紙に、元弥さちこという名前が記されていた。
さちこさんは、本気の作家なんだ、ひょっとするとこの大きな家を建てたのも印税というやつか、もっというと、こんなキャンピングカーでお酒と料理を作りにくる自分を普通の人が呼ぶわけがない、なるほどそうだったのかと、知らない道を歩いていて知っている道に出てきた時のような気分になった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする