2017年09月30日

真澄携帯小説2992話

ゴリゴリ君は話を続ける。
「デイトレーダーとみんなは一概にいうけど、自分の中のデイトレーダーは一日一日、決算をするというのが原則としてあるんだ。上がりそうだから明日まで持つとかは短期トレードだと思う。一日終わる時に一つも株を持っていない、これがデイトレーダーだと思うんだ。短期のトレーダーは時間や日にちで考えるけど、自分は5分が一日だという捉え方をしてるんだ」
続く
posted by サバンナ八木 at 09:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

真澄携帯小説2991話

ゴリゴリ君は語る。
「僕はペリーさんのことを凄く尊敬しているんです。経済の仕組みを考えれば、国際情勢や政治など全てを研究しないと答えは出てこない。それをペリーさんは研究されている。そのやり方は僕にはできない。僕は投資を木に例えるなら小さな葉っぱに着目する方法をとっています。新しく上場したスマホアプリの会社がヒットをとばせるか、そのピンポイントに視点を置いていくのです」
続く
posted by サバンナ八木 at 09:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

真澄携帯小説2990話

ゴリゴリ君にインタビューさせてもらう。
「今日は宜しくお願いします。今日はゴリゴリさんの投資の理論というのをお聞きしたいなと思います」
ゴリゴリ君は見た目の大きな体とはイメージがかけ離れた高い声で投資について語ってくれた。
「僕の投資は基本的にデートレードですね。一日で数回売り買いする場合もあります。だいたい為替や日経平均は気にしません。基本的にベンチャー企業に投資します。携帯ゲームの会社とかが多いですね」
ペリーさんとはまったく違ったタイプの投資の仕方だった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月27日

真澄携帯小説2989話

ユウダイさんのインタビューをYouTubeにのせると、一気にヒット数が伸びた。
二万ヒットを超えた。
これはコウヘイにとって大きな手応えになった。
やっぱり出る人にひきがあればヒット数は増えるんだと確信した。
そこにさらにいい話がまいこんできた。
デートレーダーのペリーさんの友達のゴリゴリ君という方を紹介してくれるというのだ。
ペリーさんが今、デートレーダーの世界に次世代の風が吹いているというのだ。
その一人がゴリゴリ君なのだそうだ。
ゴリゴリ君にインタビューさせてもらうことになった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

真澄携帯小説2988話

コウヘイがストレートに質問する。
「やっぱりケンカ強いんですか?」
「徹底的にやるわな。ナメられたらこの世界おわりやからな。体を鍛えてる奴や格闘技やってる奴の方が普通にやったらつよいわな。ただ俺たち普通にやらへんもんな。急所も蹴るし、絶対勝てない相手と思ったら不意打ちもするわな。負けたら終わりやから。背負ってるもんが違うから。ケンカのプロやねん」
コウヘイは愚問をしたと思った。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

真澄携帯小説2987話

ユウダイさんが話を続ける。
「入ってみたら外から見てるのと全然違ったわ。まあ族のヘッドをやっていた時は好き放題やってたわけ。入ってみると修行の日々やね。自分勝手な行動はできないわけ。今までやったら自分一人の行動やったのが、組に迷惑をかけることになるから。だから行動に責任を持つようになったな。あとは気遣いやな。兄貴の身の回りの世話もするから。相手が何を考えているか、何を欲しているか、それを考えて行動するようになったね」
続く
posted by サバンナ八木 at 09:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月24日

真澄携帯小説2986話

ユウダイさんが自分の若い時のことを語ってくれた。
「もともと族やったんや。暴走族やな。そこでヘッドやっとったんやわ。それで他のチームとも揉めたんや。子供同士のケンカで終わってたら良かったんやけど、相手のチームが先輩の本物を出してきたんや。そらこっちもあせるわな。それでこっちも先輩の本物の人に相談に行ったんや。上同士で話し合って治まったんやけど、それがキッカケでスカウトされたんや」
続く
posted by サバンナ八木 at 09:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

真澄携帯小説2985話

コウヘイはインタビューをユウダイにお願いする。 「そんなインタビューって、俺なんかに何聞くのよ。ろくな人生歩んでないで。どんな話が聞きたいのか。塀の中の献立とか教えたろか」
コウヘイはすでにびびっている。
「正直、そっちの世界の方って僕らからしたら未知の部分が多いんですよ。なので本当に素朴に聞きたいことが多いんですよ。まず何でその業界に入ろうとしたんですか?」
「まあ誘われたから違うかな」
ユウダイさんは語ってくれた。
続く
posted by サバンナ八木 at 10:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月22日

真澄携帯小説2984話

コウヘイはユウダイさんと言われるコワモテの部屋をノックする。
このシェアハウスは本当にバラエティ豊かなメンバーが住んでいる。
ドアをノックする。
「はーい」
ちょっと低い声が聞こえた。
ドアを開けて、ユウダイはすぐに出てきた。
パンツ一丁に裸であった。
そしてその裸には綺麗な絵が書かれていた。
それで引いてはいけない。
コウヘイはユウダイにインタビューさせて欲しいと交渉した。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月21日

真澄携帯小説2983話

ペリーさんに沢山の話を聞くことができた。
そのことに、一番驚いたのがミュージシャンのサトシだった。
「よくあの人から話を聞くことできたね、ペリーさんっていうんだね。それならさ、ユウダイさんからも話を聞いてきてよ」
ユウダイさんという初めて聞く名前が出てきた。
「正直、ユウダイはちょっと怖いんだよね。ちょっとそっちの業界の人かなと思うぐらい怖いんだよ。聞いてきてよ」
ユウダイさんという怖い人がまだこのシェアハウスには住んでいるのか。
コウヘイはユウダイさんにインタビューすることにした。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月20日

真澄携帯小説2982話

コウヘイはペリーさんに質問する。
「じゃあ金利の低い今はマンションの購入としてはベストタイミングなんですか?」
「それがそうとは限らないんだよ。金利が安いとみんなが不動産をローンを組んでも買おうとする。そこで物件の価格は高くなることがあるんだよ。金利は低いけど物件の値段はたかい。それをどうとらえるかだね。逆に金利が高くなると、不動産の価格は下がる。また金利も上がり、不動産も上がるというパターンもある、まさにバブルがそれだね。ただ言えることは不動産が高値なら相対的に賃貸は安くなる、また不動産が安ければ賃貸は相対的に高くなる、賃貸の値段はコロコロ変わらないからね。全てがあってるかわからないけど僕はそう思うんだよ」
ペリーさんの独自の理論を聞くのがコウヘイは好きだった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

真澄携帯小説2981話

ペリーさんは語る。
「分譲マンションを買った時にどんなローンを組んだかというのが重要なんだよ。金利を固定にしているか、変動にしているか。今は変動金利がすごく安いね。固定はそれより少し高い。変動は安いけど、これから上がる可能性があるんだよ。例えば4000万借りていて3%の金利になると年に120万、月に10万円の金利になる。10万円払っても元本は減らないことになる。歴史的に見ると3%は全然あった数字なんだよ」
コウヘイは金利というものをそこで知ったのだ。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

真澄携帯小説2980話

ペリーさんは続ける。
「分譲マンションを買うメリット、それは一番は単純な計算で得であるということである。仮に4000万のマンションを35年ローンで返済する。今の低金利が続けば月の払いは10万ぐらいでいける。同じマンションを賃貸で借りると月の払いは16万ぐらいの家賃になる。そして最終的にマンションは自分のものにならない。しかも団体信用保険というのがあり、もし何かあればローンの返済をしなくていいようになっている。いわば旦那に生命保険をかけていることになる。これだけを考えると圧倒的に分譲の方がいいとなるんだよ」
「じゃあ買った方がいいですよね」
「それがそうとは限らないんだよ」
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

真澄携帯小説2979話

ペリーさんは彼女である人形を横に座らせさらに語る。
「よく駅でマンション情報誌が置いてるよね」
確かによく無料で駅にバイト情報誌の横に置いていたりする。
「そこでよく、賃貸が得か、分譲が得かという特集組まれているよね。これは永遠のテーマと言っていいぐらい、論争されているよね。それに対して自分なりの意見があるんだよ。だいたいは、計算すると分譲の方が得なんだよ。特に低金利の今はそうだね。いろんな要素があるが、自分の中で一番大切な要素として、選択の喜びというのがあると思うんだよ。例えばファミレスに行っていろんなメニューを見て選択してチーズハンバーグを食べたとする。もう一方は最初からチーズハンバーグしかなく食べたとする。同じチーズハンバーグを食べたことには変わりない、しかしその喜びは選択してチーズハンバーグを食べた方が大きいと思うんだよ」
コウヘイはわかったようなわからないような、そしてペリーさんはチーズが好きなんだとそれだけはわかったのである。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

真澄携帯小説2978話

コウヘイはいろんなアイドルや女優をテレビやネットで見てきたが、正直、ペリーさんがつれている人形が一番可愛く、そして綺麗に見えた。
ただ人形である。
コウヘイは考える。
人形だよ、話したりできないんだよと自問自答する。
ただ今までアイドルや女優と話せたことがあるだろうか、当然ないのである。 まだ肉眼で実際に会える人形の方が近い気がする。 コウヘイはその人形に心を奪われたような気がした。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

真澄携帯小説2977話

ペリーさんが連れてきたのは60センチぐらいの人形だった。
ただその人形は人形というレベルをこえていた。
あまりによくできているのだ。
そしてオシャレである。 今まで見た人形の中で一番よくできている。
そして服が人の服と同じクオリティでできているのである。
服を60センチにして、同じクオリティを保つ、ある意味人の服より高くなるだろう。
「その服オシャレですね、いくらですか?」
「12000円」
人の服以上の値段がした。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

真澄携帯小説2976話

ペリーさんが部屋に帰り、彼女のような存在として紹介してるそうである。
ペリーさんに彼女のような存在がいたのに驚いた。 まったくそんな気配を感じなかったからだ。
ペリーさんの部屋にもう一人住んでいたとはまったく想像もできなかった。
あの一人でも狭い部屋にである。
階段からペリーさんが降りてくる。
ただ足音はペリーさんの足音だけである。
「連れてきたよ」
いったいどういうことなんだろう。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

真澄携帯小説2975話

気がつくと動画の録画がとまっていた。
とりあえず、沢山お話を聞けたからいいかとなった。
話してみるとペリーさんは悪い人ではなさそうだった。
カメラが回ってないので、コウヘイはリラックスして聞く。
「彼女とかつくらないんですか」
「なかなか出会いがないからね。でも彼女みたいな存在はいるんだよ、連れてこようか」
そう言ってペリーさんは自分の部屋に何かを取りに行った。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月12日

真澄携帯小説2974話

コウヘイが質問する。
「じゃあ普通に日経平均のETFを買うのと、日経平均インバースを買うのは、上がるか、下がるかで同じ理屈になるんですかね?」
ペリーさんがいい質問をしたという顔をして、説明してくれる。
「理屈は同じに近いんだけどインバースにはちょっと弱い局面があるんだ。それはボックス相場と呼ばれる、小刻みに上がったり下がったりする相場をいうんだけど、それには弱いんだ。ちょっとづつ値段を下げてしまうんだ。インバースの場合は、持っている株が高値になり、そのリスクヘッジとして使われることが多いんだ」
コウヘイはわかったような、わからないような、そんな感覚で話を聞いた。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

真澄携帯小説2973話

コウヘイがすでについていけてないのに話を進める。
ペリーさんはマイペースである。
「日経インバースというのは、日経平均が下がると価格が上がるという仕組みになってるんだよ。本来、例えば18000円の日経平均を買い20000円になると2000円利益を含むことになる。 インバースはそれと逆で日経平均が下がれば利益を含む。仮に18000円で買って16000円まで下がれば2000円近い利益を含むということなんだよ」
コウヘイには下がれば利益が含むというのがいまいちぴんとこなかった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする