2017年09月10日

真澄携帯小説2972話

ペリーさんは普段人と話してないからだろう、話し出すと止まらなかった。
「ポートフィリョというのは割合だから、フォーメーションと言える。サッカーでいうワントップでいくのか、ツートップでいくのかという感じである。そして最初に言ったポジションというのはそのポジションをどのラインまで上げたり、下げたりするのかということである。例えば、ポートフィリョに置いて、日経平均を10%保有する。その10%をどの価格で買い、そして売るか、そして、インバースを保有するうポジションを自分の中で判断しなければならないんだよ」
コウヘイは、インバースというまた知らない言葉と出会うのであった。
続く
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2017年09月09日

真澄携帯小説2971話

ペリーさんは珈琲を飲みながら語る。
「ポジションというのは、割合ということだね。要するにいつまで勝負をし続けないといけないかという所に行き着くんだよ。利益を確定させた所で、それが円だと、結局は為替に左右される。金やプラチナにして持つのもいいけど、まったくそれ自体は利益を生み出さない。なので割合を決めていくんだよ。よく言われているのは株と債権で分散させる、先進国と新興国で分散させる、そして1割を地金にしておくという、そういう割合をポートフィリョというんだよ」
コウヘイは初めて聞く言葉だらけで着いていくのに必死である。
続く
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2017年09月08日

真澄携帯小説2970話

ペリーさんは続ける。
「頭と尻尾はくれてやれという言葉があるんだよ。一番底で買って、一番高値で売り抜ける、これは理想だけど、そんなことできるわけがない。そこで頭と尻尾はくれてやって、中味を得るという意味なんだ。少し上がった所で買い、上がりきる前に売り抜ける。もう少し持っとけばと欲を出さない」
「じゃあ、ペリーさんは実際にその手法で行われているんですか」
「自分はまた違ったやり方、考え方を持ってるんだよ。ポジションという考え方かな」
コウヘイは興味津々に聞く。
続く
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2017年09月07日

真澄携帯小説2969話

ペリーは語る。
「ナンピン買いのデメリットでいうと、資金がいるということ、手持ち資金の少ないパーセントにしないとナンピン買いはできない。 下がったタイミングを見て仕掛けるという方法もある、順調に上がっいた株が、何かの要因で一気に暴落することがある、そのタイミングを見て買うのだ。暴落するには何かの理由があるのだが、それでもあまりに売られ過ぎではないかと考える、ポイントは本当にやばいか、一時的なものなのか、その見極めが大切なんだよ」
コウヘイはトークというより、ただただ聞く人になっていた。
続く
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2017年09月06日

真澄携帯小説2968話

ペリーさんがさらに語る。
「全体がよみきれないなら、葉を見て、それがどうなるかを判断する。基本は上がるか、下がるかの2分の1。ナンピン買いという、昔からある方法がある。例えば1000円で買うとする。 800円まで下がるとする。そこで同じ株数を買い足す、すると平均取得の値段が900円になる。下がれば買い足す。これを繰り返せば、いつしか上がる時がくる。その時に売り抜ければいいのだ。資金があればまず負けない、これがナンピン買いというんだよ」
続く
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2017年09月05日

真澄携帯小説2967話

ペリーさんが語りだす。 「まず世の中の仕組みを知ることが大切ですね。一つの会社の未来を予想する。 会社が仕入れる時に原料がいる。その価格、そしてそれが外国から仕入れる場合は為替が入ってくる。為替は原油の値段に左右される。原油の値段は国際政治に密接している。会社の未来を予想するとすると、最終的に原油と政治にまでいってしまう。政治は選挙に左右される。その票など読みきれない。ある意味、全体を把握して、木でいう所の葉っぱまで読みきれるわけがない。じゃあどうするかとなるよね」
ペリーさんが語るのをただただ聞くのであった。 続く
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2017年09月04日

真澄携帯小説2966話

「じゃあさそっく動画まわさせてもらいます」
「いいよー」
謎のテンションである。 「今日のゲストは同じシェアハウスに住む、すんません。お名前聞いてませんでした」
「ペリーだよ」
「ペリーさんです」
明らかに日本人なのだがペリー、そこを聞くと長くなりそうなのでさらっと流すことにした。
「ペリーさんはほとんど部屋から出られてないですけど、それで生活できるということはデイトレーダーで稼がれているということでいいんですか?」
「そうですよ」
急に敬語になる。
「そこら辺のこと教えて貰っていいですか?」
「オッケーー」
デイトレードについて教わることにした。
続く
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2017年09月03日

真澄携帯小説2965話

恐る恐るドアを開ける。 「すいません。このシェアハウスに引っ越したもんなんですけど宜しくお願いします」
「宜しく」
「今、忙しいですか?」
「忙しくはないけど」
「ちょっとお願いなんですが、僕、ユーチュバーで、良かったら僕のチャンネルに出てもらえませんか?」 「それで僕は何をすればいいんですか?」
「確か、デイトレーダーされてるんですよね。そのノウハウみたいなんを教えて貰いたいんですよ」
「オッケーーー」
大きな声で了解を得れた。
その急に上がるテンションに少し驚くのであった。 続く
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2017年09月02日

真澄携帯小説2964話

バイトから帰ってきて、YouTubeのヒット数を見る。 2回だった。
自分の1回とたぶんサトシ君の1回である。
めげずに、次のゲストを探す。
次のゲストはシェアハウスの二階の3号室に住んでいる、デイトレダーのスリー君に狙いをさだめる。
ここで間違ってもスリー君と呼んではいけない、あくまでも自分達がスリー君と呼んでいるだけである。 シェアハウスのメンバーもほとんど話したことのないスリー君、思いきってゲストの依頼をしてみることにした。
続く
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2017年09月01日

真澄携帯小説2963話

「なるほど、ミュージシャンにもいろんなタイプがあるんですね。ということで今日のユーチューBARのゲストはサトシ君でした、さよならバイバイ」
録画を終了する。
「ありがとう」
「どうだったかな」
「すごいサトシ君ならではの意見が聞けて良かったわ、さっそくアップするわ。ヒットしたら出来高でギャラ払うから」
撮影は終了した。
コウヘイはさっそく、YouTubeにアップする。
期待に夢を膨らませ、いつも通り、カラオケ屋さんにバイトに行くのであった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:16| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする