2017年11月12日

真澄携帯小説3036話

友達でない二人、これからどういう関係でいたらいいのだろう。
次郎は彩月を駅まで送った。
また次いつ会えるかもしれない、そんな寂しさをかかえ手を振るのであった。 彩月も同じ思いだった。 これが最後になるのだろうか。
何ども振り返り、彩月は手を振るのであった。

あの出来事は夢だったんだろうか、そんな思いになるほど平坦な日々を彩月はすごしていた。
結婚して引っ越したリビングが大きなマンションのソファーに座りながら思いにふけるのであった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真澄携帯小説3035話

キスはほんの数秒だった。
同じように時間が流れている。
考えてみれば、朝の忙しい時も、夕方のぼーとしている時間も同じ10分である。
しかしその体感は全然違う。
日々のルーティンでしなければいけない10分と、空白の10分では感じ方が違うのだ。
決まった数秒という中では、二人のキスはあまりに内容の濃い時間であった。 友達はキスをしない。
二人はもう友達ではないのである。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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