2019年05月31日

真澄携帯小説3604

妻は完全に開き直った。 離婚するならいつでも離婚するといった感じである。
離婚となると、こちらもまずかった。
選挙に当選したばかりである、理由はあるにせよ、ここで離婚はしたくなかった。
そして、何より、妻のことが好きであった。
妻をギュッと抱きしめた。
今まで怒っていた妻も優しくなった。
そして妻はいつも以上に私を受け入れてくれるのであった。
続く
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2019年05月30日

真澄携帯小説3603

三枚目の写真を見せた。 妻は逆切れしてきた。
探偵をつけたでしょ、何でそこまでするのよ。
あなたのそういう所が嫌いなの、どうしたいの?別れるなら別れたげるわ。
あなたも、会食だといって女の子と会ってんの知ってんのよ。私はそれをだまってたのよ。
すごい勢いでまくし立ててきた。
続く
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2019年05月29日

真澄携帯小説3602

妻は笑いながら、やましいことって何よ、どうしたの?そう言ってかわす。
そこで探偵から仕入れた写真の一枚を見せる。
妻の顔色が変わった。
妻が言う。
ちょっと後援会の方がお世話になった方で食事に行ったの。
もう一枚の写真を出す。 そんな人と手をつなぐのか?
妻が言う。
ちょっと手が触れただけよ。
そういう妻に三枚目の写真を出した。
続く
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2019年05月28日

真澄携帯小説3601

腹をくくって、妻に問いただすことにした。
ちょっと話があるんだけど。
妻はキッチンで作業をしたままこっちに振り向かない。
向こうを向いたまま、どうしたのと平然をよそおう。
こっちに座って貰ってもいいかな。
強めに発する。
何改まって。
そういって妻は椅子に座った。
やましいことはしてないか?
私はそう声をかけた。
続く
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2019年05月27日

真澄携帯小説3600

結婚と同時にマイホームを買って貰う。
結婚式は地元で一番のホテルで行われた。
自分の結婚式なのだが、父親の関係者がほとんどだった。
議員の先生が沢山こられた。
その日に会うという方も多かった。
新婚旅行は妻のリクエストにこたえ、タヒチに行った。
海の上に浮かぶ、ヴィラに泊まるのだ。
そのヴィラでも見なかった顔を、妻は見せているのだ。
悲しさと怒りがまざった複雑な感情が込み上げてきた。
続く
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2019年05月26日

真澄携帯小説3599

僕の目の前には写真が並べられた。
そこには私の前では見せない妻の姿があった。
見たことがない嬉しそうな表情なのだ。
その表情を見た時、自分が妻から愛されていないことがわかった。
妻は私のことが好きなのでなく私の肩書きが好きだったのだ。
考えてみれば、私は妻にお金の不自由をさせたことがなかった。
結婚と同時に家を建てた。
親から資金を貰いローンなしで建てたのだ。
続く
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2019年05月25日

真澄携帯小説3598

私は妻を信用してなかったわけではないが探偵にお願いすることにした。
二週間つけて貰うことにした。
二週間、妻とも一緒にいたが変わった感じはなかった。
まあ思い過ごしかとおもい、探偵と会うと、探偵が言う。
あの申し上げにくいんですが、奥さんは浮気をしています。
僕の前に、証拠の写真が並べられた。
続く
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2019年05月24日

真澄携帯小説3597

後援会の方から、ちょっと気になったんで話しいいですかと言われた。
後援会の人がいう。
奥さんが男の人といるのを見たんですよという。
私は言う。
まあそんなこともあるんじゃないですかという。
後援会の方は言う。
なんかその二人の関係が男女の関係のように見えるんですよ。
一回探偵をつけてみてはどうですか?
続く
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2019年05月23日

真澄携帯小説3596

移動販売トラックで順調に進んでいる彼を見て羨ましく思った。
自分は、国政で二度目の選挙に受かったばかりである。
参議院なら人気は6年で向こう6年の予定というのを何となく決めれる。
衆議院は任期が四年である。
しかもいつ解散があるかもわからない。
ついこの間に解散があったばかりである。
何とか、無事に乗り越えたが、新たな問題が出てきた。
妻に不倫の疑いがあるのであった。
続く
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2019年05月22日

真澄携帯小説3595

これはいけるぞとにやけてしまった。
いくつかの場所をまわった。
良い場所、売れない場所、いろいろあったが、自分の中で統計をとり、かなりいい感じで売り上げていた。
常連の居酒屋に戻りこの話をする。
広告代理店をやめる時に反対した友達も、素直に賞賛してくれた。
そして政治家の彼も、僕もそんな仕事をしてみたいよと羨ましがっていた。
続く
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2019年05月21日

真澄携帯小説3594

ライムドリンク、大盛況だった。
ライムがきれるまで売り続けた。
結果200杯を売ることができた。
一杯500円で200杯、10万円の売り上げがあった。
原価を計算してみる。
ライム100個で1万円。
炭酸と氷で1万円。
シロップで5000円。
原価は25000円である。
ガソリン代5000円。
車をとめての販売料金が1万円。
全てで4万円。
10万円の売り上げから4万円を引いて6万円の儲けである。
思わずにやけてしまった。
続く
posted by サバンナ八木 at 13:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

真澄携帯小説3593

このライムドリンク、今まで素通りだった人がとまりだした。
これってけっこう酸っぱいですかと聞いてくるお客さん。
そのお客さんに一人一人対応していく。
酸っぱいの苦手な方はシロップを少し多目にすると飲みやすいと思います。
お客さんはじゃあ頂くわと買ってくれた。
一人買いだすと、安心感がうまれるのか、どんどんお客さんが買ってくれた。 気がつけば列ができていた。
続く
posted by サバンナ八木 at 08:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

真澄携帯小説3592

あまりおさずに店をする。
ただただお客さんは店の前を通りすぎる。
クラフトサイダーを見てはくれるが、そのお客さんは、近くの自動販売機でジュースを買うのだった。
これは何とかしないといけない。
この場所に来るまでにガソリン代もかかっているのだ。
何としても売らないといけない。
そこで、商品を一気に変えることにした。
クラフトサイダーから商品名をライムドリンクに変えた。
疲れてる人どうぞとアピールを始めることにした。 続く
posted by サバンナ八木 at 08:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

真澄携帯小説3591

あるいている人がこちらを見ている。
いらっしゃいませというと、すっと去ってしまう。 昔聞いたことがある。
小さな本屋さんで、店員さんがお客さんの方をみるとお客さんはすっと出ていってしまうと。
作業している感じで視線を送らないと、本をいろいろ読んでくれ最終的に買ってくれると。
あまりいらっしゃいませと言わずに、作業をすることにした。
続く
posted by サバンナ八木 at 08:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月17日

真澄携帯小説3590

方々に許可をとり遂に営業を始めることにした。
向かうのは、横浜のみなとみらいの方面である。
走っていると、自分の車が見られているのがわかった。
何のペイントなんだろうといった感じなんだろう。 目につくというのは商売をする上ではありがたい。 みなとみらいに到着する。
平日だというのに人がけっこういる。
遂に移動トラック販売を始めることになった。
続く
posted by サバンナ八木 at 08:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

真澄携帯小説3589

車内を掃除する。
食品をあつかうわけだから入念に掃除をする。
そして調理器具を買って搬入する。
ポイントは大きさである。
限られたスペースで効率的に作業できるように、あらかじめ作っておいた設計図に合わせて調理器具を置いていく。
調理器具を入れると一気にトラック販売の店になってきた。
トラックにクラフトサイダーとペイントするのであった。
続く
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2019年05月15日

真澄携帯小説3588

会社を勢いよくやめてしまった。
あまりに会社の人達も驚いていた。
その足で、販売者を買いに行くことにした。
新車を買う考えははなからなかった。
中古をさがす。
ネットで80万円で出ていた。
さっそくその中古車屋さんに行くことにした。
見てみるとだいぶ古かったが、外見はペイントするので問題ない。
即購入することに決めた。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

真澄携帯小説3587

周りは移動販売トラックなんて無理だと言い出した。
売る許可はどうするの? 何処にでも車をとめていいわけじゃないよ。
食品あつかうなら、届けがいるよ。
儲かるなら誰でもやるよ。
様々な否定的な意見が飛び交った。
ただ彼はやると決めたらやると言った。
その彼は次の日、本当に会社に辞表を出したのだった。
続く
posted by サバンナ八木 at 08:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月13日

真澄携帯小説3586

会社をやめて、クラフトサイダー屋さんをするという。
友達がバカにしたように言った。
自動販売機やコンビニでジュースが買える時代にクラフトサイダーなんて誰が買うのと。
もう一人の友達が言った。
それいくらで売るの?
友達が言った。
500円。
周りは失笑した感じだったが、その友達の目は真剣だった。
続く
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2019年05月12日

真澄携帯小説3585

その店で飲みだすと夢を語るのである。
みんな就職はしているが、いつかは自分で立ち上げたいという夢を語るのであった。
いつも通り、そんな夢を語っていると、同期の代理店の友達が言った。
夢を語ってるだけでは叶わないよ、オレ、夢を叶えるために会社やめるわ。
場の空気が静まりかえった。
その静まりかえった中で沈黙をやぶる質問が出た。 会社やめてなにするの? 友達は言った。
クラフトサイダー。
続く
posted by サバンナ八木 at 08:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする