2009年06月27日

真澄携帯小説110話

僕は女性と夜ご飯を食べにいくことになった。 温泉街にある居酒屋に入った。 「偶然の出会いにカンパーイ」 女性もお酒が好きなようだ。気持ちいいビールののみっぷりである。 注文したメニューがくる前にビールを飲み終わった。焼酎を注文する。 女性は僕に言った。 「わたしのことを何も聞かないでくれますか?」 「えっ」 僕は動揺を隠せなかった。 女性は続けて話した。 「私の名前、年齢、住んでいる場所、聞かないでくれますか?」 女性には何か理由があるのだろう。僕は答えた。 「いいですよ。何も聞かないです。今日を楽しみましょう。」 女性は笑顔になった。 「わたし、あなたのことが大好きです」 僕も答えた。 「僕もです。」 僕たちは意気投合して、二件目にはしごした。 気
がつけば夜中の3時である。 僕は、約束したのにどうしても、彼女の名前が聞きたくなった。 「名前を教えてください」 「教えてもいいけど、教えると会えなくなります」 続く
posted by サバンナ八木 at 16:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする