2017年03月10日

真澄携帯小説2788話

バリのお店に入る。
店に入るとその豪華なつくりに圧倒された。
テラス席があり、テラスにはプールがあり、小さな滝もあるのであった。
そして火が炊かれていてその炎が水面にうつり、水面に炎がゆらゆらとうつしだされるのであった。
本当にバリに来たのかと思ってしまう。
せっかくなのでテラス席に座ることにした。
安川はバリのビール、ユリはトロピカルなカクテルを注文する。
トロピカルなカクテルはグラスに果物がささっていた。
普段より椅子の背もたれにもたれ優雅なヒトトキを過ごすのであった。
続く
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2017年03月09日

真澄携帯小説2787話

安川なりの理論で同じ値段で一番ダイヤの合計カラットを買えるのは粒ダイヤであった。
12万円の粒ダイヤを買うことにした。
長堀橋で自由行動にしてすでに50分を経過していた。
約束の集合時間まであと10分である。
ダッシュで戻ることにした。
戻るとすでにユリはいた。
結局カバンは買わなかったそうだ。
そっから夕食を食べるためにバリ料理のお店に行くことにした。
続く
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2017年03月08日

真澄携帯小説2786話

大きなダイヤを買うか、もしくは質のいい小さめを買うか、そこで安川は粒ダイヤに狙いをさだめた。
一つのダイヤより、それを半分にした大きさを足したほうが安く買える。
それでいうと粒ダイヤが一番同じ重さという意味では安く買える、しかも粒ダイヤということで小さいので中の不純物も見えにくいというのもあった。
カラーも黄色いのもそれはそれでグラデーションになるので好都合だ。
高級ブランドではない、普通のジュエリーショップで買うことにした。
12万円でキラキラの粒ダイヤを見つけた。
続く
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2017年03月07日

真澄携帯小説2785話

ダイヤのカラットをどうするかというのも悩みどころであった。
1カラット以上になると急に値段が跳ね上がるのである。
0・5カラット二つより1カラットの方が方が高くなるのである。
普通は同じ重さなら二つに分けるより一つでまとめて買う方が安くなることが多い。スーパーのまとめ買いの理論である。
ただダイヤの場合はその稀少価値から一つで重さがある方が高くなるのである。
何カラットにするか迷いどころであった。
続く
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2017年03月06日

真澄携帯小説2784話

ダイヤのその辺りをどう捉えるかがポイントになってくる。
肉眼では見えない不純物がある、ルーペでしか見えない不純物がある。
普段、ルーペを持ち歩いているわけではない、じゃあ不純物が入っていてもいいんじゃないの?安川はそういう価値観を持っていた。
ただ婚約指輪なので一生に一回である。やっぱり純度が高いのかいいんじゃないのか。
安川は迷いに迷っていた。
続く
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2017年03月05日

真澄携帯小説第2783話

御徒町のダイヤの店を調べてみると沢山の店があった。
高級ブランドの店と決定的に違うのはその品揃えの多さであった。
0・5カラットで50万円だったのが、1カラットで50万円で売っている。
ただし、カラーが黄色に近かったり、不純物が入っていたりする。
不純物も0・5カラットでは肉眼ではなかなか見れなかった物が1カラットになると不純物が見えてしまったりする。
じゃあ1カラットの、色もカラーもいいものとなると一気に値段がはねあがるのであった。
続く
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2017年03月04日

真澄携帯小説第2782話

高級ブランドで売っているダイヤは、カラー、純度、カット、それがどれも最高に近い物が置いてあった。
不動産でいうと、駅が近く、新築で、日当たりもいいという感じである。
そうなってくるとあとは部屋の大きさと値段である。
ダイヤだとカラットと値段ということになる。
0・5カラットの指輪が50万円ぐらいで売っていた。 安川は御徒町のダイヤの情報を仕入れることにした。
東京の上野の隣にある御徒町、日本で一番のダイヤの卸がある場所である。
ユリと集合するまで1時間をきっている。
いそいで調べるのあった。
続く
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2017年03月03日

真澄携帯小説第2781話

同じものは1つとしてない。
そういう意味ではダイヤを不動産に置き換えるとわかりやすいかもしれない。 マンションを借りる時に広いけど、築が古くて、駅から遠ければ値段が安い。 しかもベランダがないとか特殊な物件ならさらに値段は安くなる。
全てがバランスのいい部屋は高くなる。
駅から近くて新築、それで値段をおさえようとすると、かなり部屋がせまくなる。
何を大切にするかというのがポイントになってくる。
続く
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2017年03月02日

真澄携帯小説第2780話

婚約指輪を買うにあたってダイヤと言うものについて、店員さんは教えてくれた。
ダイヤの価値というのは、大きさ、これがいわゆるカラットというやつである。
色、不純物がないか、そしてカットが綺麗にされているかで決まる。
そして、それを認定する団体の信用度できまるのである。
ようするに、大きくても、色が悪くて不純物が入っていてカットがだめなら安く手に入るということである。
続く
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2017年03月01日

真澄携帯小説第2779話

安川はもう疲れたと言う。
せっかく来たんだからゆっくりとカバンを選んで見たらと言う。
「カフェで珈琲飲んでるから1時間後にここに来るわ」
ユリはゆっくりとカバンや靴を見れるので嬉しそうである。
安川はカフェにはいかず、向かった先はジュエリーショップであった。
1時間しかない。
「婚約指輪が欲しいんですけど、いくつか見せて貰っていいですか?」
店員さんはこんなにいそいで婚約指輪を買いにくるお客さんを可愛くみるのであった。花嫁は逃げてはいかないのにと。
続く
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2017年02月28日

真澄携帯小説2778話

御堂筋長堀あたりは高級ブランドのショップが並んでいた。
ユリは物凄く嬉しそうだ。
やっぱりユリもこういうの好きなんだ、そんな一面もあったんだと納得する。 今まで全国を旅していたけど、本当の街中って行ってなかったことに気づく。 いつもは安川が先に歩くのだが、この場所ではユリが先に歩く。
そのあとを安川はついていくのであった。
続く
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2017年02月27日

真澄携帯小説2777話

旅館を後にすることにした。
城崎から大阪方面に向かうことにした。
舞鶴自動車道に乗ってしまうと二時間半ぐらいで大阪についた。
車をクリスタ長堀の駐車場に停めることにした。
クリスタから地上に上がり長堀橋、御堂筋あたりを歩く。
大阪は縦の道を筋で呼び、横の筋を通りで呼ぶ。
安川はそれを自慢気に話す。
ユリは大きなリアクションをして驚いてくれるので安川は上機嫌だった。
続く
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2017年02月26日

真澄携帯小説2776話

今まで何度も泊まってきたが、結婚を決めてから泊まるとまたまったく違う景色が見えた。
朝起きた時に、覚めない夢があった。
隣に寝ているのは、もうすぐ夫になる人である。
旅館で朝食を頂く。
さすがに高級旅館である。
朝食から豪華である。
焼き魚が出ているが、その魚は本格派である。
一口食べるだけで口の中に日本海が広がるのであった。
続く
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2017年02月25日

真澄携帯小説2775話

庭を見ながらゆっくりする。
今まで、車で走り、観光をしと繰り返してきたので、こうやって落ち着いて話すことはなかった。
ユリは思いきってきりだす。
「これからどうする?」
「どうしよっか?」
「何かやりたいこととかあるの?」
「結婚」
あまりの答えにユリはどうすることもできなかった。
そして続けて安川は言った。
「結婚してくれる」
「はい」
なぜがユリは敬語になった。
この景色、一生忘れないだろうな、ユリはそう思った。
続く
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2017年02月24日

真澄携帯小説2774話

部屋でゆっくりする。
今まで、部屋でゆっくりするというのがなかった。 せっかく旅行に来たのだからと外にでることが多かった。
さすが城崎温泉で一番といわれる旅館である。
部屋から見る庭がとてもきれいだった。
この庭も四季折々なんだろうと想像する。
新芽が出る春、緑が濃い夏、赤くなる秋、そして葉をおとしシンプルになる冬、どれも美しいが、冬の雪景色が一番なんだろうと庭を見ながら思うのであった。
続く
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2017年02月23日

真澄携帯小説2773話

本日の宿は、城崎温泉でも一番と言っていい宿であった。
まずはその立地である。 一の湯からすぐの場所にある。
大きな庭がある。
お出迎えがある。
部屋が綺麗で大きい。
料理が美味しい。
外湯に行く時の下駄がかっこいい。
傘かかっこいい。
下駄や傘まで違った。
その傘を持っていると
周りの人は、あの人はあの旅館に泊まっているんだという感じになる。
安川とユリはその旅館に泊まることにした。
続く
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2017年02月22日

真澄携帯小説2772話

ユリが二階の休憩スペースに行くと、安川はすでにコーヒーを飲んでいた。
「今日どうする?」
「探そっか」
こうして夕方過ぎからその日泊まる宿を探すのがおきまりであった。
旅とは非日常を味わいに行くものだがあてもなく旅をしているとそれが日常になる。
日々宿をかえて旅をする。
これが二人にとっての日常になっていた。
続く
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2017年02月21日

真澄携帯小説2771話

ユリは髪の毛を束ね、温泉に入ることにした。
髪の毛を洗っていると、集合時間に間に合わないから。
そしてメイクもそのまま。
髪の毛もメイクも寝る前でいいっか。
というか今日はどこに泊まるのだろう。
行き当たりバッタリの旅、安川の言うままについてきている。
いつまでこの生活をつづけるのだろう。
それを聞くと全てが終わってしまいそうでこわかった。
続く
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2017年02月20日

真澄携帯小説2770話

城崎温泉は外湯が有名である。
宿に泊まらないでも温泉に入ることができる。
そんな外湯が七つもあるのだ。
前に来たときにけっこう回ったので、今回は一の湯だけにしておくことにした。
いつも一緒だが、お風呂の時だけは別である。
「今から60分後に集合で」 「わたしそこまでかからないよ」
「上のソファーの所に集合な」
「はーい」
同じ温泉で別の湯船、あまりに小さい別れである。 続く
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2017年02月19日

真澄携帯小説2769話

その空気を打破したい。 安川はすぐに別の話に切り替える。
「イカって透き通っている新鮮なのも美味しいけど、ちょっとねかして白くなった方が甘味がでて美味しいみたいだよ」
ユリの前におかれているイカ丼は、透き通った新鮮なイカであった。
今から透き通っているイカを食べる人に言う言葉ではない。
「こんな新鮮なの食べれて嬉しいわ」
歪んだ空気は何とか平常に戻ったようだ。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする