2017年08月17日

真澄携帯小説2948話

こうへいはシェアハウスの住人と顔を合わせ、とりあえずほっとした。
考えてみれば東京に来てから人と話すことはほとんどなかった。
これからカラオケのバイトで人と沢山話すことになりそうだが、
「いらっしゃいませ」
「お部屋はあちらです」
「お時間15分前ですが延長されますか」
そういう店員としての会話になりそうである。
バイト以外で話せる仲間ができた。
ワンルームでなくシェアハウスを選んで本当に良かったと思った。
続く
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2017年08月16日

真澄携帯小説2947話

リビングにさらに一人現れた。
女性である。
自己紹介すると返してくれた。
「ゆうこっていいます。女優目指しています」
綺麗な女性だった。
クラスにいると断トツに人気がでるタイプである。 学年でも一番かもしれない。
「将来的には映画に出たいと思ってるのよ。あとはテレビのドラマ。ただ今は沢山女優がいるのでなかなかチャンスがないのよ。でもいつかチャンスは回ってくると思うの。そのために今は全力で舞台を頑張るの」 こんなに綺麗でもなかなかチャンスがつかめないんだ。東京という街のシビアさに驚くのであった。
続く
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2017年08月15日

真澄携帯小説2946話

こうへいが聞く。
「どっかの政党に入り秘書とかされてるんですか?」 誠君は説明してくれる。 「まだそういうのはしてないんだよ。今はまだ勉強の時期やねん。だから本や新聞を読んだりしたり、国会中継を見たりしてるんだよ。いずれ秘書とかになりたいんだけどね。今はバイトしながら勉強だね」
サトシ君もミュージシャンをしながらバイト、誠君も政治家を目指しながらバイト、そして自分は有名になることを目指しバイト、はたからみるとフリーターの集まりである。
ただ自分達には夢がある、そんな仲間に囲まれたシェアハウス、こうへいは東京という得体の知れない街で少し安心できた。
続く
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2017年08月14日

真澄携帯小説2945話

誠君は力説する。
「僕は鍵をかけない世の中にしたいんだ。みんな絶対にちゃんとしていれば鍵がいらなくなるんだよ。自転車の鍵もロッカーの鍵も家の鍵も。ロッカーもいらないかもしれない、そのまま置いておけばいい。パスワードも必要ない、絶対に人のものを見ないんだから。コンサートのもぎりも必要ない、チケットを持ってない人は入らないんだから。スーパーのレジも自分ですればいい。すごくスムーズな世の中になると思うんだ」
こうへいは誠君の話をただただ聞く。
続く
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2017年08月13日

真澄携帯小説2944話

誠君の話を聞く。
誠君は政治家を目指しているそうだ。
政治家って今まで、親が政治家で地盤を受け継ぐ、官僚から経験をいかし政治家になる、タレントやアスリートから抜群の知名度で政治家になる、というパターンしかないと思っていた。
まったくコネなし、官僚経験なし、知名度なしで政治家になろうとしている。 それに驚いた。
誠君は自分が政治家になったらとろうとする政策を一生懸命語ってくれた。 続く
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2017年08月12日

真澄携帯小説2943話

サトシ君の曲を聴かせてもらい感想を話していると、リビングに男性が入ってきた。
ルームメートの人だろう。
サトシ君は「おかえり」という。
こうへいは挨拶をする。 男性は挨拶を返してくれ、丁寧に自己紹介してくれた。
「私は、誠と申します。明るい住みやすい世の中になるように目指してます」
そっから誠君の話は続いた。
どうやら誠君は政治家を目指しているようだった。 いろんな人が集まっているシェアハウスなんだと実感するのだった。
続く
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2017年08月11日

真澄携帯小説第2942話

サトシ君の新曲を聞く。 「さらば、さらば、昨日までの自分とサヨナラ。グッバイ、yesterday、カモーン、トゥデイ」
サトシ君は自分のためだけに歌ってくれている。
それだけで充分だった。 歌い終わってから感想を聞かれたが、「めっちゃ良かった」と言う以外の選択肢はなかった。
「具体的に何処が良かった?」
と聞かれたので、
「カモーントゥデイの所が良かった」と答えた。
サトシ君は、こいつわかってるなという顔をして上機嫌だった。
続く
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2017年08月10日

真澄携帯小説第2941話

サトシ君というルームメートができた。
サトシ君と話す。
サトシ君は、プロのミュージシャンを目指し、東京に来たそうだ。
高校の時にバンドを組んでいたが、サトシ君がプロを目指して東京に行こうと誘ったが、就職したり大学に進学したりと、それぞれの道を進むと言われ解散したそうだ。
今はバンドメンバーを探しながら、一人でも活動しているそうだ。
周りのみんなを後悔させるために、売れるまで地元に帰らないと決めているそうだ。
サトシ君はできたばかりの新曲を歌ってくれた。
続く
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2017年08月09日

お知らせ

なかやまきんに君と筋肉友達の大爆笑ライブ

きんに君のライブに出させて貰います。
きんに君と新ネタ、漫才とクイズネタやります。
良かったら来てください。

J-POP CAFE渋谷
2017年8月25日(金)
17時30分開演
18時30分終演
一時間のイベントです
前売り 1000円
当日 1200円です。
お問い合わせ
チケットよしもと

宜しくお願い致します。
posted by サバンナ八木 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

真澄携帯小説第2940話

バイトも決まり、シェアハウスに帰る。
スーパーで、カップメンとオニギリとトマトを買い帰ることにした。
トマトは心持ち、野菜も食べた方がいいのかなと食べているのである。
帰るとリビングには、まだギターを持った人がいた。
ギターを持っているのだが弾いているわけではなかった。
「初めまして、今日からここのシェアハウスに住むことになった、こうへいです。さっきもお会いしたんですが、まだ正式に契約してなかったんで挨拶するのも可笑しいかなと思って、宜しくお願いします」
「おれ、サトシ、宜しく」 そういって握手の手を出してくれた。
僕はしっかりとその手を握った。
初のルールメイトができた瞬間だった。
続く
posted by サバンナ八木 at 09:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする